2019年9月3日火曜日

日本の湿気、恐るべし

一年間をアメリカで過ごした僕は、びっくりするほど日本のことを忘れました。

バスの路線も家庭ゴミを出す日も綺麗に忘れてしまいました。

また、不在の一年にいろいろな変化がありました。

大好きなカフェが閉店したことを発見し、仕方なく訪れたマックでなんと注文したものをテーブルまで運んでもらいました。マックのテーブルサービスはどうでもいいことですが、閉店となったカフェの独創的な「旅する定食」がもう食べられないのはちょっとした打撃です。北欧風のシナモンロールも良かったなぁと感傷的になるくらい素敵なお店でした。

このように思いがけぬ変化はありましたが、関西の夏が蒸し暑いことには変化はなかったようです。永遠に変わらないことだろうと思います。

クーラー王国のアメリカに慣れていた僕は伊丹空港から出るなり、凄まじい湿気に襲われました。大げさな表現かもしれませんが、湿気に攻撃性が感じられます。

帰宅してクーラーをかけても、何だか物足りません。お店に行っても同じです。

電車に弱冷房車があるように、日本は弱冷房国だと言えるかもしれません。

だからと言ってアメリカが良くて日本が良くないという訳ではありません。問題はむしろアメリカで自然の空気を吸わなくなった僕にあるのでしょう。

自分のクーラー依存症を認めます。でも秋が待ち遠しいです。

写真は2年前に六甲山で撮ったものです。夏の湿気から逃げたい人にお勧めの場所です。


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