2007年10月27日土曜日

漢検報告

先週の土曜日に漢検3級を受けてみました。こういう検定試験を日本語で受けるのは初めてで、考えてみると、英語でも1992年のGREから受けていません。

検定試験を15年間やっていないせいか、言語が違うせいか、漢検を受けた時は緊張しました。事前の練習はニンテンドーDSの漢検2でやっていたのですが、やはり、教室に入り、みんなが息を凝らしているような沈黙に浸かりながら、解答用紙を眺めることは、家のカウチに寝転んでDSをいじることとは全く違います。

当たり前のことでしたが、何故か予想しませんでした。 私は呑気でどうしようもありませんね。

第一、DSだと、綺麗な字を書かなくても、大体認識してくれます。そして、間違っていても、ボタンを押せば、誤字を消して書き直せます。それに、答えを入力したら、OKというボタンを押すと、即座に「ピンポン」若しくは「ブブー」という音がします。つまり、点の獲得が直ぐに分かるので、安心して次の問題に進むことができます。60分限定の試験は、30分位しかかかりません。

ところが、本物の漢検を受ける場合は、「字のハライやトメに気をつけて下さい」と言われるので、そ~か、この試験の採点はDSの認識ほど甘くないんだ!という恐ろしい事実を発見しました。そして、解答欄を埋める際には、「これでいいのかな・・・?」という気持ちで漢字を書くので、60分の55分をかけて、必死で書いたり、消したり、書き直したりしていました。

さて、どのような結果でしょうか、と皆様が心配して下さっているかもしれませんが、実は合格なのか不合格なのか、よく分かりません。四つぐらいは埋められなかったし、三つぐらいは後で誤答だと分かりました。しかも、択一問題のところで当ててみないと答えられないのが割合多かったです。しかし、読み書きで点を蓄えたと思うし、四字熟語のところで運が良くて十の九つを知っていました。

結局、私の字の怪しいところが許されるかどうかが決め手になるかもしれません。

ともかく、結果発表は後六週間ぐらいなので、待ってみることしか出来ません。にもかかわらず、呑気な私は準二級の勉強を始めています。

2007年10月18日木曜日

明後日は勝負

前回述べたように、最近は将来について考えるようになり、頭はそういうことでいっぱいです。ところが、日本語の勉強を完全に無視している訳でもないです。

実は、土曜日に漢字能力検定試験の3級を受けてみます。そうなのです。アメリカでも漢検を受けることができますよ。偶然、近くの日本人補習校で実施されることを知り、申し込みました。何級を受ければいいかは、随分悩みましたが、結局3級にしました。準2級にしようという気持ちもありましたが、過去問題集を覗いてみたら、やはり無理なのではないかと思ったのです。常用漢字の全てを学んだことがありますが、書く能力が読む能力に比べて劣っていますし、対義語・類義語や四字熟語の問題も難しそうでした。

正直にいいますと、3級でも合格が保障されていません。模擬試験で合格できましたが、安心できる程合格の最低点数を越えていません。

さて、合格しても落ちても明後日は勝負ですよ。試験の結果が出るのに時間がかかると思いますが、次回の投稿には私の主観的な印象を報告します。

2007年10月11日木曜日

空白を埋めて

この間、久しぶりに投稿したら、びっくりする程お励ましのコメントを沢山頂きました。このブログは皆様に忘れられていないことを知り、深く感謝しております。
さて、七月から私は何をしていたのでしょうか。新しい話題を持ち出す前、この数ヶ月間のことを簡単に整理させて頂きましょう。

先ず、とぼ達の来日する予定はまだはっきりしません。よ~く話し合ったり、調べたりした挙句、住みたい場所と目指したい仕事が少しずつ分かってきました。でも、アメリカから就職するのは容易ではありません。良さそうな仕事が見つからなければ、暫くは今のままでやり続け、履歴書を磨きながら新しい求人を待つつもりです。国際引越しの準備を考えるだけでも恐ろしくなるので、キャリアー的にも、家族的にも良さそうなチャンスでないと来日しないと思います。アメリカ合衆国の誕生に活躍したベンジャミン・フランクリンの名言ですが、「引っ越し三回は火事如き」と言います。(フランクリン自身は自分のことわざに従わなかったことはともかくとして。)

結局どうなるのかは、まだ分からないのですが、自分の将来を考え直すだけでも充分価値があると思います。「私達は何を一番大切にしている?」や「成功っていったい何なんだ!?」という基本的な質問について反省するようになり、日常の機械的な繰り返しから一歩離れたようなちょっとした開放感を味わえるものです。

2007年10月3日水曜日

ご無沙汰です

とぼとぼ日本語を長いこと無視していて、どうもすみませんでした。どなたかが新しい投稿を期待していた訳でもないのですが、せめて「暫くの間、休ませて頂きます」というような知らせを発表するべきでした。

ところが、ブログの世界になると、一時停止になっても、そういう知らせが出てこない場合が多いらしいです。何ヶ月間も更新されていないブログをよく見かけるものです。恐らく、ブログを停止しよう、と考えている著者があまりいないのでしょう。確かに私自信も、「今日投稿できないけど、明日は何とか」とずっと思っていたら、あという間に一ヶ月間がたってしまいました。そういう段階に着くと、いきなり投稿するのが恥ずかしく感じるのです。自分が怠けていたと認識したくないので、そういう心理的抵抗はそう簡単に乗り越えられなません。人間の心には、「慣性の法則」の心理的バージョンが存在しているようですね。


しかし、とぼとぼ日本語をこのままでおしまいにしたくありません。毎日投稿できなさそうですが、せめて週に一回くらいはしたいです。そういう控えめなペースで私の「慣性」をいい方向に向けたいのです。