この間小さなパーティーに行ってきました。出席者ば皆英語ができるけれど、その大半は中国語か日本語のネイティブスピーカーで、その三つを流暢に喋れる人もいました。(言っておきますが、私はその有能者グループの会員ではありません。私の外国語レパートリーは日本語でおしまいなのです)。
とにかく、美味しい物を食べ、いっぱい楽しんできましたが、いろいろな言語がいろいろな組み合わせで飛び交う中、日本語の会話もできてよかったです。
私の話す日本語は大体通じますが、発音が狂ってしまい、誤解を起こす事もあります。そして、このパーティーの日もそうでした。ある人と会話をしていると、このブログで紹介したある話題を持ち出しました。
「実はね、国際翻訳コンクールに応募しましたが。」
「へぇ~、そうですか。こんにゃくコンクールってのが存在するのかぁ・・・しかも国際のが!」
発音に気をつけながら改めて言ってみたら、会話は翻訳の方に進んでいきましたが、「こんにゃくコンクール」という言葉が面白くて忘れられませんでした。
考えてみると、こんにゃくの価値が見落とされているような気がします。確かに見た目は地味でこれという味はしませんが、その分幅広く鍋物にも煮物にも炒め物にも使える、和食に不可欠で基本的な食材なのです。こんにゃくのおとなしい性格を褒めるべきなのではありませんか。
しかし、こんやくコンクールは具体的にどんな風に行えばいいのでしょうか。こんにゃくを主張する料理を評価することは勿論出来ますが、こんにゃくの精神を表すオブジェを募集するコンクールにも説得力を感じます。「こんにゃくと四季」や「こんにゃくの勇ましい心」等とテーマを決め、材料をこんにゃくと爪楊枝に限れば、応募者はとても創造的なチャレンジを与えられるのでしょう。
外国語を習っていると、間違えることが日常の一部なのです。それを充分承知しているので、私は間違える度に、特に恥ずかしい思いをしません。ところが、この日のはっきりしない発音から、こんな風に笑えるアイディアが生じたのです。
4 件のコメント:
僕も先日、友達が自分の趣味を’サキソフォン’だと言った時に’セックスフォン’と聞き間違えてしまい、ひどく困惑してしまいました。これからも翻訳の方、がんばってください。
nkdさん、こんにちは!
コメントをありがとうございます。
「セックスフォン」はもう一つの驚きの発言でしたね。そういう言葉の英語バージョンとカタカナバージョンの発音が異なる場合は聞き間違いやすいですね。そのときは困惑したでしょうが、後で思い出して笑うことが語学の楽しい点の一つでしょう。
最近、アメリカの南部が暑くて、カナダの夏気候がうらやましいです。
それでは、またいらっしゃってくださいね。
初めまして。今日初めてこちらのブログを拝見させていただきました。この記事をよんでいて思い出した事があるですが、「ドラえもん」という漫画で翻訳コンニャクっていう道具がでてきます。食べると何語でも話せる魔法の道具ですが、日本人でも「翻訳」と「コンニャク」は発音が似ていると認識しているいい例だと思います。似た言葉ってややこしいですよね。
agehaさん、はじめまして。ご訪問とコメントをありがとうございます。
なるほどですね。日本人にとっても似ている言葉でした。英語にもそういう区別しにくい言葉が沢山あり、いつも困っています。
翻訳コンニャクを一度でも食べてみたいですね!
それでは、又いらっしゃってください。
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