三分の一位しか読んでいませんが、なかなか面白い本です。泉氏は、各区の住民の性格を軽くからかいながら、その区の歴史と雰囲気を描写しています。この「からかい描写」は長期間日本に滞在したことのない私には、一番分かりやすい描写法だと思います。つまり、各区の特徴が大げさに描かれているので、ああ、この辺りはこういうイメージがするのか、とすぐに把握できるのです。勿論、そういう一般論には例外が沢山あるでしょうが、東京のそれぞれの地名から連想される性格や雰囲気を先に知りたいのです。
今まで印象的なのは、銀座の高級料理店が出す生ゴミを食べるカラスの進入でした。それから、新宿区の繁華街と住宅街の激しい対照でした。
「東京23区物語り」は88年に出版されたので、私の日本留学時代と重なっています。私は殆ど東北に滞在していたのですが、一週間だけ東京にも行ったので、この本を読んでいると、その頃を懐かしく思い出す事ができます。現在の東京は大分違うのですから、もっと新しい本も読むべきですが、この読みやすい本で始めたのがよかったかもしれません。
2 件のコメント:
はじめまして。いつも楽しくとぼさんのブログを読ませて頂いています。(^^)
私は今、英会話を習っています。と言っても、英語は学生の時から苦手で、今も簡単で短い文章が読み書きできるくらいです。リスニングは特に苦手で、DSの「英語漬け」でトレーニングしているところです。(^^;)
普段、英語がわからなくても全く困らない日本で英語の勉強を続けるというのは、なかなか難しいです。なので、とぼさんがアメリカに暮らしながら、こんなにも日本語の勉強をされている事に驚いています。私も、もっと英語をがんばらなくてはーーーと、勇気づけられます(^^)
ところで、とぼさんの文章でちょっと気になったところが。。。
「行き着けの図書室で」ですが、まず漢字は「行き付け」もしくは「行付け」になります。そして、私だけかもしれませんが「行きつけの」と平仮名にした方が違和感がありません。好みの問題だと思うので漢字でも平仮名でも良いと思います。
そしてそして、公共の施設には「行きつけの」とは使いません。笑いを取ろうと思ってわざと言う事はありますが、普通は言いません。「よく行く図書室」、「よく利用する図書室」などが自然な言い方です。
「行きつけの」と言う時は、主に「飲食店」に使います。「行きつけの定食屋」、「行きつけの飲み屋」といった感じでしょうか。。。規模の小さい店であれば飲食店以外に使っても大丈夫だと思います。
これからもとぼさんのブログを楽しみにしています。日本は今、夜中なので、おやすみなさ〜い(^^)/
モプシーさん、はじめまして。ご訪問とコメントをありがとうございます。
ついこの間の話ですが、漢字の復習をしていたら、「着ける」と「付ける」が出てきました。「ああ、昔はこの二つをよく間違えていたんだけど、今はもう大丈夫だ!」と自己満足していたのですが、事実は違ったのですね。(^^;)
ですから、このミスを直していただけて、とても嬉しいです。こういう間違った漢字や不自然な表現を使い続けると、癖になってしまうので、直すことが難しくなります。
早速この投稿を直して、これから「行きつけ」と漢字の使い方に気をつけましょう。(今は安全な平仮名ですが・・・)
そして、英語の勉強を頑張ってください。確かにDSは貴重な学習ツールですね。そして、短くて簡単でいいですが、英語のブログを書いてみてはいかがでしょうか?興味があったら、僕は喜んで応援します。
どうぞ、又いらっしゃってください!
コメントを投稿