家内も日本に帰りたいと思っていなさそうでした。新婚の頃は、とりあえずアメリカで暮らそうという話をお互いにしていたし、それ以降時々「日本に住んだらどう思う」と尋ねても、「いや、帰国したい気持ちは特にないよ」というような返答でした。
しかし、今の話によると、家内は日本社会は外国人にとって住み辛いと思っていたらしいです。夫にそういう辛さを経験させたくない家内は、自分が外国生活を我慢しよう、と決意したというのです。
何度も「日本に帰らなくてもいいよ」と無造作に答えていた家内は密かにそんな優しいことを考えていたわけです。頭が下がってしまいます。
ところが、日本の現状は違うのではないか、と私達は考えてみました。確かに、日本に滞在している外国人の人数が増えてきています。とにかく、二十年こちらで暮らしてくれた家内を日本で暮らさせてやりたい気持ちになりました。
それから、アメリカで日本語をここまで学んできた私も、もう少し日本に住んでみたいです。チビにも日本語を覚えるチャンスかもしれません。
そういう風に日本に引っ越そうかという話が急に出てきました。
それで考えなくてはいかないことがいっぱいあります。特に、この二つの疑問。
- 大都会と地方都市と、どちらがいいか
- 就職するか、自分の会社を作るか
予定をしっかり立てなくてはいけないので、引っ越しは来年の夏になるでしょう。そして、いろいろ調べてみて、マイナスが多ければ、この計画を止めるかもしれません。
しかし、今のところは日本に住むことをプラスとして考えています。
5 件のコメント:
こんにちは(^^)
とても優しくてステキな奥様ですね。そんな奥様の為にも日本に住む事ができるといいですね。
でも、今の日本は「安全な国」ではありませんし、日本の「学校教育」にも疑問があります。できる限り情報を集めて、ご家族でよお〜く話し合って下さいね。
ところで、この文章ですが、「もう少し日本に住んでみたいです。」つじつまが合わないと言うか、おかしな表現になっています。
「もう少し日本に住んで」は、現在日本に住んでいて、まだこのまま日本に住んでいたいという気持ちを表す文になります。
なので、私の想像ですが、日本に住んでみたい気持ちが少しはあると言いたい時は「ちょっぴり日本に住んでみたいです。」と、した方が自然な表現です。
「少しだけ日本に住んでみたい」でも良いのですが、これでは「気持ちが少しだけ」なのか、「暮らす期間が少しだけ」なのか、はっきりしません。
とぼさんの考えている表現と違っていたらごめんなさい。
たしかに、「文子」さんだと困ってしまいますね。きっと僕は恐る恐る、「あやこ」さんに賭けてしまうと思いますが、オッズはどちらも似たようなものでしょう。
僕は東京の出身ですが、まだ日本は「外」国人は外からの異質なものという印象を持ち続けているような気もします。僕らが慣れていないということから、無意識下の差別もないとは言い切れません。
大阪を代表とする関西地方は、たとえ外国人だとしても気軽に接するという話を周りの日本人から聞きました。関西へは数えるほどしじゃ足を伸ばしたことはないのですが、その雰囲気はわかるような気もします。
nkd改めtakahiro
こんにちは、優しい奥さんですね、自分の国以外で暮らすことは大変だと思いますが、何事も経験です、だめならやり直せばいいんです。がんばってください。
脳内メーカー
皆様、コメントをありがとうございます。この何ヶ月間、色々考えたり、話し合ったりしてきましたが、これからの予定はまだはっきりしていません。皆様のアドバイスを考慮にいれながら、判断できるところまで少しずつ進んで行きたいと思います。
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